ももクロ百田夏菜子、吉永小百合との共演に「今までで一番緊張しました」

　アイドルグループ・ももいろクローバーZが11日、都内で行われた映画『最高の人生の見つけ方』の公開初日舞台挨拶に、女優の吉永小百合、天海祐希、ムロツヨシらと共に登壇した。

　吉永と天海がW主演を務める本作は、人生のすべてを家庭に捧げてきた生真面目な主婦・北原幸枝（吉永）と、人生のすべてを仕事に捧げてきた裕福な女社長・剛田マ子（天海）が余命宣告を受けたことをきっかけに出会い、たまたま手にした同じ病院に入院する12歳の少女の「死ぬまでにやりたいことリスト」をすべて実行すべく、人生最後の冒険旅行へと出かける物語となっている。

　その少女のやりたいことの一つが「ももクロのライブに行くこと」。そのため、ももクロのメンバーは全員本人役として出演。実際に横浜アリーナで開催されたももクロのライブ中に撮影が行われ、吉永、天海、ムロとも共演している。

　今作の反響を聞かれたリーダーの百田夏菜子は「芸能界で会う色んな先輩方から『あれはどうやって撮ったんだ？』と聞かれます」とニッコリ。中でも、トークバラエティ番組「桃色つるべ～お次の方どうぞ～」（関西テレビ）で共演する笑福亭鶴瓶からは「お前らいいな～」と言われているようで、「『お姉さん（吉永）に会ったんか！ええなぁ～。俺の永遠の恋人なんだ』って言われます（笑）」と羨ましがられていることを明かした。

　ライブシーンを振り返って百田は「まさか、あんなに一緒に踊れると思わなくて」と言い、「お二人（吉永と天海）が完璧なので、私たちが振付間違えないかと、今までで一番緊張したかもしれません」と告白した。

　なお、同ライブシーンにはムロが“ヲタ芸”を披露している場面もある。百田が「リハーサルから誰よりも汗をかいて練習してて」とムロの頑張りを褒めたたえるも、メンバーの佐々木彩夏が「でも、あんまり映ったなかったよね？」と本音をポロリ。するとムロは「お前たち！そういうことはいっちゃいけないんだよ！共演者にあんま映ってなかったって一番言っちゃいけない！」と、映画「幕が上がる」で演劇部の部員と顧問役を演じた間柄らしい親密さを伺わせるやり取りを見せた。

　映画『最高の人生の見つけ方』は大ヒット公開中。