元なでしこ・丸山桂里奈、ラグビーブーム長続きの秘訣伝授「日頃の行いが大事」
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日本代表としてラグビーワールドカップ2015に出場した経歴を持つ廣瀬。あとは3位決定戦と決勝戦を残すのみとなった今回のW杯を振り返って、「日本代表も勝ってくれましたし、世界の出場国の皆さんも素晴らしいラグビーをしてくれたことで、日本の皆さんがラグビーの持っている価値みたいなものに触れられたのはうれしいですね」と笑顔に。
また、2015年W杯の時もラグビー熱が一時高まったものの、「そのブームがうまく継続できなかった」と認めたうえで、「いかに継続させるということが大事ですので、チームの強化と、あとはみんながラグビーに触れられる環境を作るということを僕自身もやっていきたいです」と競技のさらなる普及に意欲を見せた。
スポーツをブームに発展させたという意味では、2011年に開催されたFIFA女子ワールドカップで初優勝を果たし、“なでしこ旋風”を巻き起こした当時のサッカー女子日本代表メンバーだった丸山はある意味、廣瀬らラグビー競技者たちの先達と言える。
そこで、ブームを長続きさせるためのアドバイスが求められると、丸山は「日頃の行いが大事だと思います」とキッパリ。ご飯を残さず食べる、挨拶をしっかりするなど、日頃から些細な行動を積み重ねていけば良いことが起きると説いたうえで、「それをぜひ選手の皆さんもやってほしいと思います」と助言した。
さらに、「私たちなでしこも優勝した後、1年間はブームになったんですけど、それを『ブームじゃなくて文化にする』って言って、サッカー協会の人が頑張っていました」と回想しつつ、「なので、ラグビー協会の人が頑張るべきだと思います」と持論を述べた丸山。「ちょっと私も大人の事情はわからないので、そこはやっぱり協会の人に頑張っていただきたいです」と、ラグビー協会の努力に期待を寄せていた。
《こじへい》
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