番組初登場となる太田は、高校の頃、何を見ても感動できず、「死んでもいい」とまで思っていたという。感動という感情が戻るきっかけとなったのが、パブロ・ピカソの『泣く女』だったそう。番組では、人生を大きく変えたピカソ作品と改めて向き合う太田の姿に密着。太田は、何を思い、何を語るのか?
太田は今回のロケについて「ピカソの絶対的な画力、絵の力を改めて思い知った感じはありましたね。学生時代に見たピカソは額縁から飛び出して来るような衝撃だったけど、今見ると、優しさとか、そういう方が、逆に印象に残りました」とコメント。
番組の林祐輔プロデューサも、「ピカソの絵を見て『きれいだね』とつぶやく太田さん。ありふれた言葉なのに、太田さんの口から発せられると、その感性を形成した、これまでの実体験や長い時間、太田さんの人生を感じました」とコメントを寄せている。
17歳の時にピカソで人生が変わったという太田が、54歳のいま、一体何を思うのかに注目の『新美の巨人たち』(テレビ東京系)は、11月16日と23日の2週にわたって22時から放送。