ポップソケッツは、2012年にアメリカで誕生したモバイルアクセサリ。スマホに貼り付けるベース部分と実際に指を引っ掛けるグリップ部分で構成されている。
グラフィック部分のデザインは“かなり”豊富で、エナメルやラメといったポップなものが全67種類、大理石やフラワー、ヒョウ柄、幾何学柄などがプリントされたレギュラーシリーズも全147種類展開されている。
もし既成品で気に入るものがなければ、グリップ部分をオリジナルデザインで作成可能。専用サイトから、画像をアップロードしたりするだけで、自分だけのデザインを作ることもできる。
早速取り付けてみたが、実に簡単で裏面のジェル部分をピタッと貼り付けるのみ。ものの数秒といったところ。
裏面はジェルなので、ハードケースを装着した上から取り付けることも可能。ハードケースの色合いやポップソケッツのグラッフィックを組み合わせれば、より自分好みのデザインに仕上がるはずだ。
グリップ部分の高さは、アコーディオンのように伸び縮みして3段階調整できるので、自身の手の大きさや指の太さなどでしっくりくるものを選ぶと良いと思う。
実際に手に持ってみたが、男性の筆者は最大幅で使ったほうが、安定してグリップできる。
スマホ落下防止対策としてポップソケッツ以外では、「バンカーリング」と呼ばれるアクセサリを使用している方が多い。
筆者の妻もハードケースとバンカーリングを自分好みに組み合わせて使っているが、長時間使っていると指とリングとの接触部分が痛くなってくるのが玉に瑕。その点、ポップソケッツはグリップ部分がシリコンのような柔らかい素材で作られているので、かなり長い間使っても、指が痛くなるようなことはなかった。これは多くのユーザーに喜ばれるポイントではないだろうか。
ポップソケッツは、グリップ部分を折り曲げることができるので、スマホ落下防止以外にスタンドとしても使用できる。
ベース部分の貼り付け位置を下側に調整すれば、スマホの縦置きも可能だ。
ちょっと邪道かもしれないが、有線イヤホン派にはこんな使い方もおすすめ。ケーブルがカバンの中で絡まってしまう悩みも、ポップソケッツで解決できそうだ。
ほかにも、追加アクセサリとして車載用のグリップホルダー「ポップソケッツ・グリップ・ホルダーカーベント」（税別1,800円）が展開。ポップソケッツを取り付けることができて便利だ。このホルダーは、車のエアコン部分に挟むだけで簡単に取付可能。壁に接着できるホルダー「ポップソケッツ・グリップ・ホルダー」（税別1,500円）も展開されているので、レシピアプリを見ながら料理も自由自在だ。スマホにカードケースとポップソケッツが両方取付可能な欲張り商品「ポップウォレットプラス」（税別3,200円）や、グリップ部分がミラーになる「ポップミラー」（税別3,000円）なんてのも面白い。
ポップソケッツは、税別2,200円から。公式オンラインショップなどで発売中。