それが、日本の観客が外国の国歌を斉唱するというもの。この取り組みは世界中で絶賛され感動を呼んだが、この運動の発案者こそ廣瀬だったという。彼はこれについて「南アフリカ共和国」対「ニュージーランド」を例に挙げ、「日本人が南アフリカも歌ってニュージーランドも歌ったら両国の選手とファンはうれしいじゃないですか」と述べ、「おもてなしになるんじゃないかというのが僕のアイデアだった」と明かした。
阿川佐和子が「どこで思いついたんですか?」と聞くと、「ほんとパッと朝起きたときです。起きて『あっこれや』と思った」と、一瞬のひらめきだったと告白。
そこで廣瀬はユーチューブ上に「スクラム・ユニゾン」という動画チャンネルを制作。外国の国歌がカラオケ画面のようになっており、歌詞が片仮名で流れ、歌の意味も添えられているという。また画面の上方には例えば「ウルグアイの国歌は60分あって11番まである」といったトリビアも書かれていると話していた。