「ぼんご」は、今年で創業59年。東京、大塚で1日400合の米を炊き、おにぎり1000個を売り上げている。「ぼんご」では、定番のさけ、梅、めんたいこから、卵黄のしょうゆ漬け、マグロ角煮といった珍しいものまで、56種類の具材をすべて手作り。組み合わせも自由にでき、朝11時半の開店前からできた行列は、途切れることなく閉店まで続く。“おにぎり”で、なぜ、こんなにも行列ができるのか?
新潟出身の右近さんは、高校卒業後に上京。喫茶店で働きはじめた。当時は食事、特に米が口に合わなかったという。その頃、偶然入った「ぼんご」で、27歳年上の祐さんと出会い、結婚。7年前に夫を亡くしてから、2代目店主に就いた。それまで自身がおにぎり屋であることを隠していた右近さんだが、今ではおにぎりに関する書籍を出すなど、積極的におにぎりのことを語るようになった。そこには、どんな心境の変化があったのか?人々を引きつける人気おにぎり店、その理由と、彼女の“セブンルール”とは?
『セブンルール』(カンテレ)は、12月17日23時30分から放送。