2017年11月、日馬富士による貴ノ岩への暴行事件が発覚。当時の報道によると酒席で白鵬が説教している中、貴ノ岩がスマートフォンをいじり彼女にメール。するとその行動に日馬富士が激怒。貴ノ岩を平手で数回殴り、さらにカラオケのリモコンで頭を殴打。日馬富士はその責任を取って角界を引退した。
だが1年後、被害者だったはずの貴ノ岩が付け人に暴行。3日後、彼も現役を退いた。番組が現在を追跡すると、彼はすでに母国・モンゴルに帰国。居場所を突き止めた取材班が貴ノ岩とコンタクトをとると、当時の面影はまるでなかった。それもそのはず、体重が40キロ減ったという。
角界引退について聞くと、「(付け人に)厳しすぎてやりすぎてしまった」と暴行したことを素直に認め、「『辞める』とすぐに決めた」と語った。だが、その後の彼を待っていたのは大バッシング。「マスコミに追いかけられている時が一番辛かった」と回顧。日本にいられなくなった彼は今年3月、モンゴルに帰ったという。
だが帰国後、今度は日馬富士を引退に追い込んだ張本人として自国でも批判を浴びたという。結果、食事も喉を通らず、引きこもり生活に。体重も激減したそう。
だがこの後、何と因縁の相手・日馬富士から連絡があり、現地で開校する小中高一貫教育の学校に関して協力してほしいと依頼が来たという。それは、児童に相撲を教えたいというものだった。そんな日馬富士との現在の関係について貴ノ岩は「ふるさとが一緒で男同士だし、わだかまりはない」と、和解したことを明かしていた。