倍賞千恵子、「男はつらいよ」新作公開に涙「お兄ちゃんも喜んでいると思う」
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1969年の「男はつらいよ」1作目公開から50年、通算50作目の節目を飾る同作。27日の全国公開を控えたこの日、会場には、作品に出演する倍賞千恵子、吉岡秀隆、後藤久美子、前田吟、池脇千鶴、美保純、佐藤蛾次郎、桜田ひより、北山雅康、笹野高史、夏木マリ、浅丘ルリ子、そして、メガホンを取った山田洋次監督が駆け付けた。
山田監督は「渥美さんはこの世の人じゃないんだけれども、この映画ではやっぱり主役は渥美清。主役は寅さん。結局、そうなってしまった」とその存在感の大きさをうかがわせ、「渥美さんを中心にした大勢の俳優さんたちを含めて、この50年という歴史、時代が主役となっているのではないか」と今作を表現した。
寅さんの妹・さくらを演じ続けてきた倍賞は「50年前から本当に長い、長い映画を撮っていて、やっと引きあがって明日封切られるという。そこに、お兄ちゃんがいたらどうだったかなと思うんです」と感慨深げ。「どこかで『おお! 山田さん、よく頑張ったな!』とか『さくら! よく頑張ったじゃないか!』って、見ててくれているんじゃないかなって気がしながら、撮影していました……」と涙声に。「だからきっと、お兄ちゃんも喜んでいると思います……ねえ、ひで」と、震える声でプライベートでも親交があり、さくらの息子・満男を演じる吉岡に語り掛けた。それを受けて吉岡は、「そうですね。お母さん。大丈夫ですよ」と倍賞の肩を優しく抱いた。
その吉岡は、寅さんにかける言葉を求められると、「『馬鹿だね。満男、そんなこと公衆の面前で口にするもんじゃないよ、男は』って言われるような気がするんですけど」とした上で、「僕はあれからずいぶん風に向かっておじさんの名前を呼んだんだけど、一向に現れてくれないじゃないかおじさんと。そうしたら『満男、ずっと傍にいたんだよ。だからこそ、50作目ができたんだろ?』って言ってくれるような気がしています」と言い、会場からは拍手が沸き起こった。
映画「男はつらいよ お帰り 寅さん」は12月27日(金)より全国ロードショー。
《こじへい》
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