この日、正蔵は母・海老名香葉子、さらには長男で同じく落語家のたま平と登場。たま平の好きな女性のタイプの話題になった際、彼は「自分がズボラなのでキッチリした人」「たぬき顔」を条件に挙げた。
すると、ふいに、たま平が「よく(噺の)“まくら”とかで、いろんな師匠が『飲む打つ買う』『女遊びも芸の肥やし』と言ってますけど、師匠そこんとこ、どうなんですか?」と正蔵に質問。
すると正蔵は 「『女遊びは芸の肥やし』なんてとんでもない。そんなこと言ってちゃ駄目」と、威厳を保ちながら言い聞かせた。だが海老名は反対に「女の人と付き合っていろんなことを覚えた方がいい」としながら、「あんたもそうだったじゃない?」と、正蔵に水を向けた。
言われた正蔵は、思わずその場を立ち上がりウロウロ。たま平は、父親の恥ずかしい過去に「ハハハ」と爆笑する始末。海老名は真顔で「そんな笑うことじゃないよ」と言っていたが、正蔵は「いや笑うことって……おふくろな……」とタジタジ。
だが、海老名は夫であった初代・林家三平さんについて「うちのお父さんだってモテたのよ」と語りながら、「(女性関係は)うまく付き合うのよ」とアドバイス。だが正蔵は、困り顔で「編集……よろしくお願いします」とスタッフに頭を下げていた。