今年、連載開始から50年を迎えた「ドラえもん」。また、映画第1作目が公開された1980年からは、40作目を迎える。アニバーサリーイヤーの劇場版を手掛けるのは『のび太の宝島』(2018年)でシリーズ史上最高の興行収入53.7億円を記録した監督・今井一暁と脚本・川村元気。主題歌はMr.Childrenが書き下ろしたW主題歌「Birthday」「君と重ねたモノローグ」が採用されている。
ストーリーは、のび太が双子の恐竜キューとミューに出会って始まる内容で、映画1作目『映画ドラえもん のび太の恐竜』とは異なる全く新しいオリジナルストーリーとなっている。すでに、木村拓哉も声優として出演することが決まっているが、これに続くゲスト声優として渡辺の出演が決定。『映画ドラえもん』には初参加となる。渡辺が演じるのは、猿の姿をした謎の男・ジル(木村拓哉)と通信し、のび太たちの冒険を密かに監視する怪しい女・ナタリー。渡辺演じるナタリーが、作品にどのような影響を及ぼすのかに注目が集まる。
情報解禁に合わせて行われた取材で、渡辺は青色の服と、青色の髪にドラえもんのトレードマーク・鈴をつけた“ドラえもんスタイル”で登場。「小さい頃から、青い服を着ると必ず『ドラえもん?』って言われていた私が、全身真っ青の服を着て、公式でドラえもんと並べるなんて感動です」と喜びを語り、収録については「アフレコはかなり緊張したのですが、ヘッドフォンから聞こえる木村拓哉さんの声に癒されながら、何とか乗り切れました。今でも木村さんの素敵なお声が耳に残っています(笑)」などと木村の“美声”ぶりを明かしていた。
映画『映画ドラえもん のび太の新恐竜』は、3月6日全国公開。