3歳のときから母子家庭という河井。母からは「お父さんは買い物に行ったまま帰ってきていない」と言われて育ってきたのだとか。だがその後、今度は母がパチンコに手を出し、アパートの家賃を払えなくなるという事態に。
そこで18歳のときから、雑居ビルの屋上に建っていたプレハブ小屋に母と一緒に住むようになった。その小屋はもともとモップやホウキなど掃除道具が入っていた倉庫で、そこにフローリングを敷いて「河井家」にした。
ただし、風呂は河井家の外にあったため、家の中で服を脱いでから、風呂まで走ったそう。また、水はけが悪かったらしく、台風が来るとすぐに浸水。外にあった靴も流されていたとか。ちなみに河井は2年前、30年前に蒸発した父を自力で探し、再会できたと語っていた。