高校時代のサッカー部の後輩・矢部浩之に誘われ、NSCに入学することになった岡村。だが矢部が入学願書の提出を忘れていたため、二次面接が受けられないことが判明。だが当時の面接官だった現・大崎洋会長の許しを得て、無事9期生として入所する。
だが彼らは無理をして入学させてもらったのにもかかわらず、ネタ見せ以外は一切授業に出ず、しかも授業料も延滞が続いたという。すると入学から2カ月後、養成所には「岡村と矢部出入り禁止」とする貼り紙が張られたという。つまりNSCの除籍処分を通告され、クビになってしまった。
この時について中居正広から「もう辞めようとか、無理だなとは思わなかった?」と質問された岡村は、「相方にどうする? 辞めるか?」とコンビ解散の相談を持ち掛けたことを明言。
だが後日、矢部が岡村のもとを訪ねて来て「今、辞めたら負け犬ちゃいますか?」と、解散を思いとどまるよう説得されたことで、コンビを継続しようと決めたと語っていた。
そんなそんな状況を救ってくれたのが、かつてあった心斎橋2丁目劇場の元支配人・木山幹雄さん。「ナイナイにはセンスがある。あんなおもろいやつら辞めさせるのもったいないですわ」と、社員でありながら吉本本社を敵に回し、ナイナイを舞台に上げ続けてくれたのだという。
今回、その木山さんがスタジオに登場。岡村は「今こうやってここに座れているのも、木山さんに『2丁目出たらええ』と言ってもらえたから」と述べ、「ありがとうございました」と感謝を直接伝えていた。