広瀬すず、「隠れダスト」対策部長に就任! 清掃ロボット「Whiz」普及促進に一役
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この清掃ロボットは、主にカーペットなどの床の清掃を目的とした自律走行が可能な乾式バキュームクリーナーとしての機能を持つ。導入時に清掃するルート憶えさせると、あとは自走してその作業を繰り返す。その結果、ビルオーナーや清掃会社からは強力なバキュームによる高い清掃能力や、導入後はスムーズに利用できる点について高い評価を獲得したという。
説明ではWhizを導入することの具体的なメリットとして、(1)人手不足の解消と(2)清掃品質の二つを挙げた。(1)は昨今の深刻な人手不足に対応できる点。月々のリース料は3万円弱の契約をしたことを基準に計算すると、約35%の人件費節約にもなるという。(2)は人間が行う清掃ではムラがどうしても発生しまいがちなのに対し、ロボットは正確に高い品質で均一清掃する。その結果、汚れ度合いは約半分ほどにまで下がったという。
この日は、NPO法人東京アレルギー・呼吸器疾患研究所で環境アレルゲンの研究を行っている白井秀治氏が登壇。「オフィスのダストケアに関する新知見の紹介」と題する調査結果を発表した。それによると、清潔と思われがちなオフィスでもアレルギー症状を実感する声が61.2%もいた。
そこで調査してみると、すべてのオフィスで準揮発性有機化合物(SVOC)が住居の11倍~29倍存在し、健康被害を及ぼすカビの量も多く、季節外れのスギ花粉や猫アレルゲンも多数検出。さらに人の清掃ではダストの巻き上げが置きやすく、その量はロボットの8倍以上!にもなるという。この結果、「オフィスには目に見えない『隠れダスト』が存在しており、ハウスダストと同じような対策は欠かせない」(臼井氏)とし、これを取り除くための掃除には(1)清掃ムラを作らない。(2)塵埃を舞い上げない。この2つが重要で、「Whiz」ならそれを効率よく実行してくれるとした。
そしてもう一人、日本医科大学医学部で耳鼻咽喉科学を研究し、同大学武蔵小杉病院で耳鼻咽喉科部長を務める松根彰志氏が「オフィスの隠れダストの影響」と題する講演を行った。ここでは「隠れダストは空気中に舞い上がりやすく、人に吸入されると感染症やアレルギーを引き起こす元になる可能性があり、定期的な床の清掃や、一見キレイに見える床でも掃除は欠かさないことが極めて重要」と述べた。
最後は俳優の広瀬すずが登場。「Whiz」の普及促進を行うため、隠れダスト対策部長に就任し、この時は「広瀬ウィズ」を名乗ることも公開。隠れダスト撲滅のためのTVCMもスタートさせた。冒頭のキャンペーンと合わせ、「Whiz」普及促進につなげていく。
《会田肇@レスポンス》
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