同作は、原著が2004年に発表。著者の恩田陸は、2007年の文庫化から10年を経た2017年に『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞および第14回本屋大賞をダブル受賞するなど、ベストセラー作家として走り続けている。発売が決まった新装版では、直木賞受賞作家の皆川博子の作品解説が加えられた。
カバーに登場した高杉は、物語に登場する主要キャラクター、天才美術家・烏山響一同様、端正な顔立ち＆ミステリアスな雰囲気が印象的な仕上がり。カバー撮影は、2020年1月某日に実施された。
高杉は初のカバーモデルを務めたことについて「事前に頂いた『禁じられた楽園』を読み、烏山響一がどの様な人物なのか？を把握した上で撮影に臨みました」とコメント。撮影で意識したポイントについては「セリフと所作で表現する映像作品と違い、写真1枚で表現する本のカバーということもあり、如何にして烏山響一という人物の持つミステリアスな魅力を出せるかを非常に意識しました」と語っている。
『禁じられた楽園＜新装版＞』（徳間書店）は、3月6日発売。
