そんな中、NY、ハワイ、イギリス……と海外で暮らす日本人が危機的状況を伝えるメッセージ動画を続々と公開。ここではYouTubeで公開されている現地からの声を紹介する。
■【NY在住 / @yukako_juliaさん】
『【3月29日】ニューヨークから新型コロナウイルスについて思うことを話しました。ほんまに聞いてほしい』
約1カ月で感染者が爆発的に増え、ロックダウンになったニューヨークで暮らすマーケティング・ライターの@yukako_juliaさん。最初は楽観的に考えていたという@yukako_juliaさんが“ヤバイな”と危機感を持った理由や街の変化、アメリカ政府の迅速で具体的な政策などについて語っている。
■【NY在住 / 小野寺聡・Satoshi Onoderaさん】
『「ロックダウン」されたニューヨークを体験しての7つの学び、リアル』
同じくニューヨーク在住で会社経営者の小野寺聡さんは、ロックダウンを経験したことで得た学びを紹介。「今後、お住いの国・都市でロックダウンが発生する場合に、参考になることがあれば幸いです」と呼び掛けている。
小野寺さんのツイッターはこちら https://twitter.com/satoshi_gfa18
■【ハワイ在住 / DJ Beeさん】
『【3/26最新】ハワイ州・コロナによる外禁令から翌日。アラモアナとワイキキがゴーストタウンになっていた。』
国際結婚を経てハワイに移住したDJ Beeさんは、ゴーストタウンと化した観光地ハワイのビーチや街の様子を撮影。手袋とマスクをして外出する姿や、ハワイの罰金制度についてもレポートしている。
■【カナダ在住 / ゆかりさん】
『カナダで仕事を失いました…失業率と国の生活補助』
カナダのバンクーバーに移住し6年、現地の保育園などに勤務していたゆかりさんは、「カナダでは今、一時的に失業する人が多く、私も仕事を失いました」と告白。そんな最中、国民が安心して家に居られるのは「国からの手厚い生活補助があるから」と給付制度の重要性を訴え、カナダ政府の「コロナウィルスが原因で収入が無くなった自営業と被雇用者」を対象にした「月1人2000ドルを最長4カ月まで給付する」制度を紹介。自身の動画が「日本の制度が変わるきっかけの一助になれば」と思いを伝えてくれた。
■【イギリス在住 / tohko(トウコ)さん】
『【イギリスの現状】ロックダウンから1週間経過』
英語の勉強のため、イギリスに来たというtohko(トウコ)さんは、イギリス封鎖の厳しい現状を吐露。「違う家で暮らす家族にも会えない」「スーパーは入場制限がある」「不要不急の外出者は警察が取り締まり、罰金を科せられる」などと切実な実態を語っている。