パリ在住の辻仁成、コロナ蔓延の世界に危機感「かつての時代には戻れない」 | RBB TODAY

パリ在住の辻仁成、コロナ蔓延の世界に危機感「かつての時代には戻れない」

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 フランス・パリに在住している作家の辻仁成が、9日放送の『直撃!シンソウ坂上』(フジテレビ系)に生出演。新型コロナウイルスの感染が広がる世界に対し、強い危機感を示した。


 新型コロナの感染爆発を受け、ロックダウン(都市封鎖)されて3週間が経過したフランス。そんな中、辻は電話出演で、フジテレビのスタジオにいる坂上忍とやり取りを交わした。まず辻は「(日本の)3週間後に僕らがいると思ってください」と切り出した。つまり日本は3週間後、パリのような状況になると言及。

 その上で「1か月前までの僕たちは、カフェに行って友達とお茶を飲んだり、お酒を飲んだり楽しむといった世界にいた」と振り返り、「今はカフェもレストランもまったくやっていない。ロックダウンがいつ終わるのかが分からない」と、感染の終息の見えないフランスを憂慮した。

 また辻は、さる7日、日本政府から発令された7都府県を対象とした「緊急事態宣言」についても「今の緊急事態宣言のような緩やかなもので本当に大丈夫なのか」と不安を吐露。

 さらに彼は最後に、日本国民に向けて「リーダーを信じることは大事だが、政府に任せるだけでは駄目。一人一人の心の構えと備えを持って人に会わない、接触しないことをできる限りのことをする」と主張。さらに「一人ひとりの価値感が変わったんだ、もう、かつての時代には戻れないんだと考えながら、生きていく、生き抜いていく」と、熱く呼びかけていた。

《杉山実》

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