最近では、新型コロナウイルス対策でも注目を集め、今年7月には東京都知事選挙を迎える小池都知事。どこか裕福なイメージもあるが、同署では知られざる人物像が明かされる。同書の刊行にあたっては、ノンフィクション作家の石井妙子が、4年の歳月をかけて、取材・執筆。
“カイロ大学首席卒業”を裏付ける3種類の卒業証書の矛盾、カイロ時代に同居していた女性が証言する留学生活と学力、さらには結婚・離婚、愛憎入り混じる父の奇矯な人生、華やかなキャスター時代。そして、日本新党からの参議院選出馬、小泉内閣での環境大臣就任、東京都知事へと権力の階段を歩む人生などが綴られる。
『女帝 小池百合子』(文藝春秋)は、5月29日刊行。