アンミカは「麻生さん嫌いじゃないんですけど」とした上で、「こういう有事の時だけは国民の皆さんに寄り添った発言をしていただきたい」とコメント。さらに、アンミカは給付してもらえるのであれば「『皆さん、大変やったね。こういう時こその税金だから使ってください!』って気持ちよく欲しい」と、ここにきて出し渋るような麻生財務相の発言を批判し、「気持ちよくいただけたら、私たちは『やっぱり有事の時に税金って役に立つんだ。いざという時のために一生懸命働こう』という気持ちになるんですよ」と訴えた。
また、アンミカは麻生財務相が「10万円を必要としない富裕層もいるかもしれない」といった趣旨の発言をしたことについても「裕福な方はちゃんとシェアすると思う。だからここは『一律』、『スピード』、『気持ちよく』の三拍子で税金を使って欲しい」と語った。
MCの坂上忍もアンミカ同様に麻生財務相の発言に「この人のお金でもなんでもないのに、なんであんな言い方されなきゃいけないのか僕はさっぱり分からない」と不快感を示した。
また、番組では麻生財務相が今回の「国民一律10万円給付」とリーマン・ショック時の「定額給付金」は違うと発言したことについてスタジオからは疑問の声が。東国原英夫は「定額給付金の時と同じですよ。申請書が送られてきて、申請書に書かなきゃいけないんですよ。それで出して現金がもらえる。同じなんです」と言い、定額給付金の時同様に給付までに時間がかかってしまうと指摘。続けて、東国原は早く給付することを急務とするのであれば保険証を活用する案もあると明かし、「保険証を持って郵便局や役所、銀行に行って、そこで現金でもらうか振り込んでもらうかを選択してもらって、印鑑やサインをもらうというのも一つの手かなと思う」と提案。この案に生活ジャーナリストの和泉昭子は「法律上何か問題はあるかもしれませんがすごくいい手だと思いました。私この(従来の)やり方だと詐欺が横行するような気がしていてすごく心配しているので、(東国原さんの案が)法律上クリアできるのであればすごくいいなと思います」と話していた。