三谷幸喜&中井貴一がコメンタリー収録!映画『記憶にございません!』撮影秘話明かす | RBB TODAY

三谷幸喜&中井貴一がコメンタリー収録!映画『記憶にございません!』撮影秘話明かす

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(C) 2019 フジテレビ 東宝
(C) 2019 フジテレビ 東宝 全 5 枚
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 映画『記憶にございません!』Blu-ray&DVDが4月29日に発売される。SPエディションには、特典として監督・三谷幸喜と主演・中井貴一によるオーディオコメンタリーが収録されるが、その一部が明かされている。


 三谷幸喜が『THE有頂天ホテル』(2006年)公開後から企画を温めていたという構想13年の同作。ストーリーは、「もしも自分が、ある日突然総理大臣になったら?」という空想から派生している。

 Blu-ray&DVD SPエディション特典のオーディオコメンタリーは、都内スタジオで三谷と中井が顔を合わせて収録。冒頭から中井は「誰にも言ってないことがあるんですけど……」と口を開き、「足をベッドに強打して、右足のくるぶしが倍に腫れた。一週間くらい痛かった」と告白。三谷は「なんで言わないんですか?」と気遣うも、「変な心配をかけたくないし」という中井の返答には「だったら、今も言わないでほしかったな」と首をかしげるなど、和気藹々としたムードで収録は進んだ。

 大きな盛り上がりをみせたのは、女優・天海祐希の出演シーン。この“天海祐希がどこに出ているかわからない問題”には中井も激しく同意。三谷の「出ますよ!出ますよ!」との楽しそうな声に導かれて映像を注視するも、あまりに一瞬の出来事に「わかるわけないじゃないですか!これをみんながわかってたら、俺、役者やめるよ(笑)」とこぼした。

 さらには、キャストとのエピソードも。三谷は「吉田羊と僕を出会わせてくれたのは、中井さん」と明かし、「最初は風変わりなロシア風の帽子をかぶっていて、アニメの登場人物かと思った(笑)」と、吉田との出会いを回顧。その後、劇団再結成時の舞台に吉田を起用したといい、「一番新人で、ガチガチに緊張していて」など、思い出話に花を咲かせた。

 ほか、収録では中井から三谷へ「どういう風に台本を書いている?」「カットする場面はどう選ぶ?」など、質問を投げかける姿も。収録最後にコメントを求められた三谷は、「いつも同じようなことになっちゃうからな......あとでメールしてもいいですか?家で繰り返し観てほしいとか、細部まで楽しんで観てくださいとか、いつもそんなことばかり言ってるから(笑)」と、最後までらしい返答で場を和ませ、この日を締めくくった。

《KT》

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