若林には、肺がんで余命間もない父親がいた。彼は仕事に行く前に必ず病院へお見舞いに行っていたそう。取材ディレクターから「最期、お父さんとの日々で思い出に残っていることは?」と聞かれた若林は、2016年、父が亡くなる1日か2日前の出来事を回顧。
病室で若林が父に「何か食べたい物はないか?」と聞くと、父親から告げられたのは「コンビニのソフトクリームが食べたい」という言葉。それに対して若林は「死ぬ間際に食べたいと思うものがコンビニで手に入るのが衝撃だった」と驚き。
さらに若林は「(世の中は)そんなに楽しいことで溢れているんだと思っちゃうと、自分が一応細々と積み上げてきたキャラがおじゃんになりましたよね、本当に。物を斜めに見るみたいな」と告白。
また「そういうのを迂闊に見ちゃうと、ハロウィーンとかイジれなくなる」と苦笑いし、「街とか汚れるけど、楽しいならあってもいい」と、寛容になれたと語っていた。