原作小説『野性の呼び声』は、アメリカを代表する作家ジャック・ロンドンが1903年に発表した冒険小説で、これまで数え切れないほど映像化されてきたが、今作は『アラジン』や『ライオン・キング』などを担当したクリス・サンダースが、映画史上初めて、全編を通じて実写映像化したことでも注目を集めた。
主人公ソーントンを演じたのは、名優ハリソン・フォード。“孤高の男”ソーントンを味わい深く表現した。ソーントン“最強の相棒”である名犬バックには、モーションキャプチャー技術を駆使。生命が吹き込まれたリアルな動き、さらには人間らしい表情も見どころの一つとなっている。本能のまま雪山を駆け抜ける姿はもちろん、思わずクスッとしてしまうような、バックの愛らしい仕草も注目だ。
なお、ブルーレイやデジタル配信には、モーションキャプチャによる撮影の裏側をはじめ、キャストやスタッフによるインタビュー映像など、製作の舞台裏に迫ったボーナス・コンテンツも収録される。