コロナの怖さ赤裸々に!重症化のコロンビア大外科教授・加藤友朗氏が説明 | RBB TODAY

コロナの怖さ赤裸々に!重症化のコロンビア大外科教授・加藤友朗氏が説明

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 コロナウイルスに感染し重症化した加藤友朗医師が『とくダネ!』で電話で出演し、感染時の状態やその後の症状について赤裸々に語った。

 加藤友朗医師はコロンビア大学医学部外科教授で、海外で活躍するドクターとしてかなり有名。多臓器移植の分野の先駆者としても注目を集め、ドキュメンタリー番組にもしばしば登場している。情報番組『とくダネ』ではコメンテーターとして出演していた。加藤医師は電話で「本来最前線でコロナの治療にあたっているべき立場だった自分がこうなっちゃったのは情けない話」と後悔の心境を口にした。

 加藤医師が入院したのは3月25日のこと。20日に38.5度の発熱がありPCR検査を実施、翌日には陽性反応がでて自宅待機した。陽性反応がありながらすぐに入院しなかった理由について医師は「当時は陽性でも症状が強くなければ自宅で待機という状態だった。病院をなるべくコロナの患者のために開けておいたほうがいいという(判断)」だったという。この対応も含め、医師たちもコロナに対して準備はしていたものの十分に“わかっていなかった”と振り返った。前日にも手術をしているが、患者がコロナかどうかを検査していなかった。

 医師は25日のシャワー中に突然息ができなくなって入院。「シャワーを浴びる前はなんでもなかったんですが……、蒸気でしょうね。蒸気で酸素が低下したんだと思います。そのあと酸素が上がってこなくて、こりゃもう入院でしょうがないなと」と当日の状況を振り返った。また、「コロナウイルスの肺炎は普通にきます。症状があまりなくても低酸素でいられる」として気が付かないうちに症状が進行する怖さを語った。事実、医師は「酸素飽和度が95をきる段階で肺炎を疑わなきゃいけない。甘くみていた」とも話している。

 入院してすぐに気管内挿管、ECMO、人工透析とフルサポートで行い、3週間記憶がない状態が続き、その間レムデシビルの投与もうけている。注目されているレムデシビルの効果については「感染症の先生はそう(効果があったと)言ってます。ただコロナの肺炎の場合は、ある程度の期間を人工呼吸器またはエクモで耐えきると自然によくなるとは言われているので、レムデシビルだけのせいかかどうかはわかりません。ARDSに対する薬も使ってます」とコメント。

 一方で、後遺症も多発しているという。医師に出ているのはPTSDのほか膜下出血、腎不全、のどの渇き。「くも膜下出血はたぶんエクモの副作用ですが、コロナはいろんなことがいっぺんにおきますよね。僕らコロナウイルス肺炎って呼んでるけど、コロナウイルス症候群ですね」「喉が渇いてしゅうがない。大分良くなってきましたけど、しばらくは大変でした」「他の人に聞いてもそんなことがあったと言っているが、ちゃんとわかってない」と話す。

 最後に日本の今後は大丈夫かと聞かれた加藤医師は、NYみたいにはならないのではないかとした上で次のようにコメントしている。「NYはイタリア型のウイルスが入って一気に感染を加速させたといわれています。最初の西海岸は武漢型だったんですけど……、日本のウイルスがどれだけイタリア型かは知らないんですけど、イタリア型のウイルスが入ってくると結構きびしくはなるので気を付けたほうがいいと思います」。

《RBB TODAY》

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