映画『キネマの神様』故・志村けんさん代役は沢田研二に決定 | RBB TODAY

映画『キネマの神様』故・志村けんさん代役は沢田研二に決定

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(c)2021「キネマの神様」製作委員会
(c)2021「キネマの神様」製作委員会 全 1 枚
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 故・志村けんさんが主演を務める予定だった山田洋次監督最新作『キネマの神様』。このほど、志村さんの代役として沢田研二の出演が決定した。


 同作は3月1日にクランクインし撮影が進んでいたところ、志村さんが新型コロナウイルスによる肺炎で逝去。日本政府による緊急事態宣言が発出されたこともあり、撮影は長期中断となっていた。製作陣は、同作の撮了、そして作品を完成させることが、志村さんへの一番の供養になると信じ、志村さんが演じる予定だったゴウのキャスティングを実行。結果、かつて同じ事務所の先輩後輩関係で非常に仲が良く、『8時だョ!全員集合』『ドリフ大爆笑』などでも共演した沢田がバトンを受け取ることになった。

 なお、沢田の映画出演は14年ぶりのことで、山田監督作品への参加は1982年の『男はつらいよ 花も嵐も寅次郎』以来、38年ぶり。代役に決まった沢田は、「志村さんの、お気持ちを抱き締め、やり遂げる覚悟です」と意気込んでいる。

 なお、撮影再開時期については現在も調整中。公開については、当初の2020年12月を見送り、2021年で調整しているという。また、山田組一同が、志村さんへの思いを胸に、前を向いていく思いを込めたメッセージビジュアルを作成。同ビジュアルは、16日の読売新聞朝刊全国版にも掲載された。

《KT》

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