同ドラマの原作は、安倍夜郎による同名漫画。舞台となるのは、飲み屋の並ぶ片隅にある古い食堂。夜の12時から朝の7時頃まで、こわもてのマスター(小林薫)が包丁を握り、材料さえあれば、何でも作ってくれる。
同日放送のサブタイトルは「お茶漬け」。食堂に集う三十女のミキ(須藤理彩)、ルミ(小林麻子)、カナ(吉本菜穂子)が注文するのは、それぞれ「うめ」「たらこ」「しゃけ」と決まっていて、マスター(小林薫)はひそかに「お茶漬けシスターズ」と命名している。
お茶漬けを食べながら、男の話でいつも盛り上がる彼女たち。憧れは「純愛」による結婚だったが、ある時、ルミが九州の実家に帰ってしまう。さらに十歳年上の男性との見合い話があると聞いて.......「裏切り行為」と憤るカナ。2人に減ったお茶漬けシスターズだが、そんな中、うめ茶のミキの元カレと、しゃけ茶のカナがつき合い始め、女の友情にヒビが入ってしまう。