兵庫県西脇市に拠点を構えるファッションブランド「tamaki niime」。社長でありデザイナーの玉木氏は、理想の布を探し求めて、この地方特有の播州織に出会い、ブランドを立ち上げたという。肌触りの良いショールは評判になり、地場産業の播州織を一気に世界ブランドにまで押し上げた。新型コロナウイルスの影響でマスク不足が深刻になった今春には、播州織を使ったマスクの製造販売に着手。評判も上々だという。
また、新型コロナウイルスにより、「失敗しちゃいけないってがんじがらめになってたけど、みんないつどうなるかわからないのに、守りに入ったら面白いモノづくりができない」と思うようになったそう。今の仕事と生活が「楽しくてしょうがない」と話す玉木氏の生き方とは?