同ライブでは、昼公演を「マチネ」、夜公演を「ソワレ」とし、内容を変えて2回の公演が行われた。
「マチネ」では、黒のタキシード姿でオリジナル曲『Congratulations』からスタート。NHK連続テレビ小説『エール』に佐藤久志役で出演している山崎は、「久志メドレー」と題し、『故郷』など3曲をメドレーで披露。視聴者のコメントが寄せられるチャットには「いっくんの声が好きすぎる」「泣く…」「永遠に聴いてられる」などの声が集まった。
ミュージカル楽曲を中心に、「ひまわりの約束」などのカバー曲やオリジナル楽曲など全12曲を披露し、本編の最後には、今年公演が中止になったミュージカル「エリザベート」から、『愛と死の輪舞』で圧巻の歌声を披露し、最後はオリジナル曲『smile』で締めくくった。
また、夜公演「ソワレ」でも、久志メドレー、リクエストコーナー、ミュージカル楽曲を中心にパフォーマンス。さらに、『エ―ル』の主題歌でもある『星影のエール』を、「画面の向こうのみんなと一緒に、歌おう!」という突然のアイデアで視聴者とともに歌い上げた。
山埼は、「初めての配信ライブでしたからどうなるかと思いましたが、これはこれで楽しい」と充足感を漂わせた。そして、「まだまだたいへんな状況が続くと思いますが、あきらめないで、絶対明るい未来が待ってるから、みんなで幸せになろう。」と、最後は声を詰まらせ涙をぬぐった。
なお、10月3日・4日には、ファンクラブイベントをヒューリックホール東京で行うことも発表されている。