2018年、ドラマ『中学聖日記』(TBS系)で鮮烈デビューした岡田。現在、金曜ドラマ『MIU404』(同系)やFODオリジナルドラマ『いとしのニーナ』に出演。来年の大河ドラマ『青天を衝け』に出ることも決まっている。
そんな彼は小学校2年生から高校3年生まで野球に打ち込み、将来は「野球でご飯を食べていくものだと思っていた」と回顧。一方、中1から5年間、芸能事務所にスカウトされ続けていたものの、その道に一切興味がなかったため、ずっと断り続けていたと語った。
その後、野球部を引退した岡田は、大学に進学して再び野球を始めるまでのブランクができたため、野球以外のことで埋められないかと考えていたという。ちょうどその時、高校の演劇部の顧問から、戦時中の特攻隊員の役で県大会に出てみないかと誘われる。
もちろん演技経験はゼロだったにも関わらず、岡田はなぜか「いいですよ」と快諾。すると初めて芝居に触れた彼は「ちょっといいぞ、この世界も」と、演じることの楽しさに目覚めたと話した。
演劇部は順調に勝ち進み、九州大会へ。そのとき岡田は事務所の社長に直接電話し、「見に来てください」と逆にお願いしたという。最終的に同部は、全国大会に進出したと振り返っていた。
ちなみに演劇部の顧問によれば、特攻隊員をオファーした理由は、岡田が丸坊主だったことがポイントだったそう。岡田は「野球部をやってて良かった」と笑っていた。