新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、開催が延期振替となった日向坂46の「春の全国アリーナツアー」。今回の配信ライブは、そのツアー内容をステージセットもそのままに完全再現した内容で、全21曲が披露。衣装替えは10回にも及んだ。配信ならではの演出やファンとのコミュニケーションも取り入れられた今回のライブは、複数の動画配信サービスにて配信。チケット購入者は約9万2千人で、総視聴者数は推定30万人にのぼった。
ライブ終盤では、キャプテンの佐々木久美が、グループにとっては初のアルバムリリースが決定したことをサプライズ発表。新曲「アザトカワイイ」を収録し、9月23日にリリースとなる。アンコールでは、約2年ぶりに活動復帰となった1期生メンバー・影山優佳が登場。影山は「いずれは影山経由で日向坂を知ってもらえるような、“最終兵器”になれるようにがんばっていきます。応援よろしくお願いいたします!」と意気込んだ。
最後に、佐々木は「会えない期間が続きますが、おひさま(ファンの愛称)を思ってこれからも頑張っていきます!これからも応援してくださるとうれしいです」と挨拶し、配信ライブを締めくくった。