YOSHIKIが米トップアーティストとのコラボ楽曲をリリース、新たな発表予告も | RBB TODAY

YOSHIKIが米トップアーティストとのコラボ楽曲をリリース、新たな発表予告も

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 X JAPANのYOSHIKIが27日、緊急オンライン記者会見を開催し、アメリカの女性シンガーソングライター、セイント・ヴィンセントとコラボした楽曲「NEW YORK FEATURING YOSHIKI」を翌日となる8月28日にリリースすることを発表した。

 セイント・ヴィンセントは、ニューヨーク・ブルックリンを拠点に活動するシンガーソングライター兼ギタリスト。2014年にリリースしたアルバム「セイント・ヴィンセント」が絶賛され、第57回グラミー賞「最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム」を受賞、USチャート12位を獲得し多くのメディアで年間ベスト・チャート上位にランクイン。現在では、21世紀のインディー・ロックの女王として確固たる地位を確立し、2018年8月には、サマーソニックに出演し日本の観客を魅了した。

 YOSHIKIとセイント・ヴィンセントは、コロナ禍の中、共通の友人を通して知り合い、一度も会うことなく、約1ヶ月の時間を掛けて「NEW YORK FEATURING YOSHIKI」を完成させた。YOSHIKIは、リモートでコラボ楽曲を制作したのは「人生の中で初めてのパターン」といい、「心に染みるような形の曲にさせて頂きました」と紹介。

 会見では、YOSHIKIが近況を語る一幕もあった。米ロサンゼルスで活動しているYOSHIKIは、6ヶ月間、誰かと一緒に食事を取ったことはなく、レストランに行ったこともないそう。ただ、その時間に「新たな可能性」を模索しており、この日発表されたセイント・ヴィンセントとのコラボ楽曲を皮切りに、今後、新たな発表を次々と行うことを予告。スタッフ全員のPCR検査を徹底するなどのウイルス対策をしたうえで、活動を再開していることも明かした。

 エンターテインメント業界に関しては「まだ再開されていない。(再開の)見通しがついていない状況だと思います」と依然として厳しい状況が続いていることに触れるも、「もし成功すれば、この状況の中では、“風穴を開けられる”ではないですけど」などと告げ、この日発表したコラボ楽曲のリリースをはじめ、今後発表するという新たなプロジェクトに期待を寄せた。

 なお、会見はリモートで行われたが、機材の前で待機しているYOSHIKIの映像や音声が接続されないトラブルがあり、30分以上、開始が遅れた。YOSHIKIは「絶対、オンタイムで始めると言っていたのに」と悔しさを表し、参加した記者たちには「本当に申し訳ないです」と何度も頭を下げていた。

《竹内みちまろ》

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