同作は、最新作『medium 霊媒探偵城塚翡翠』が「このミステリーがすごい!2020年版」「2020本格ミステリー・ベスト10」「2019ベストブック」「2019SRミステリーの会ベスト10」「第20回本格ミステリ大賞」の5冠を受賞したほか、「2020本屋大賞」「第41回吉川英治文学新人賞」にもノミネートされた気鋭作家・相沢沙呼のベストセラー同名青春小説が原作。
ナイーブで売れない小説家・千谷一也(佐藤大樹)と、秘密を抱えたドSな小説家・小余綾詩凪(橋本環奈)の何もかもが真逆の2人が、一緒に大ベストセラーを生み出すという共作ミッションを課せられ、時に激しく反発し合いながらも2人で物語を作っていく姿が描かれる。
公開されたのは、そんな真逆な2人の“共作シーン”。物語のプロットをつくる詩凪とそれを文章にする一也。互いに反発しながらも「2人にしか描けない物語」に向き合う2人の姿が映し出されているが、一也の書いた文章が思い描いたものとかけ離れていることに憤りを隠せず、思わず原稿を握りしめる詩凪と、一方でそんな詩凪の怒りはつゆ知らずな一也。さらには、売れっ子小説家である詩凪が考える壮大なストーリーを聞き、まざまざと才能の差に直面して愕然とする一也を余裕の表情で見つめて煽るドSの詩凪の姿などが見て取れる。
友情を超えて近づく2人の距離。悩み、傷つきながらも、好きなことをあきらめずに挑戦し続けた先で、2人が生み出す物語の行方は?映画『小説の神様 君としか描けない物語』 は、10月2日に全国公開。