今回発売される第1巻には、1955年の誕生から、1981年の「オレたちひょうきん族」スタートまで、若き日の明石家さんまの“歴史”が克明に記されている。
少年時代から落語家入門後、師匠のもとで芸を磨き、芸人仲間と切磋琢磨しながら順調にスターの階段をのぼる一方で、芸を捨てる覚悟をした大恋愛、ブレイク前夜の挫折など、苦くも充実した青春時代の姿が浮かび上がってくる。
著者のエムカクは、約25年にわたって、ラジオやテレビ、雑誌などでの明石家さんまの発言をすべて記録している「明石家さんま研究家」のライターだ。デビュー作となる本書では、その秘蔵ノートから、プライベートや舞台・テレビ・ラジオ出演などの芸能活動を1年ごとに再現。伝説や有名エピソード、その時々の心境を、本人の発言とともに辿る。
『明石家さんまヒストリー1 1955~1981「明石家さんま」の誕生』(新潮社)は、税別1900円で11月16日発売。