トークの中盤、彼女と出会うキッカケとなったドラマの映像が流れると告げられると、勘九郎は「こういうのって本当に一生付きまとうんですね」と、ため息。くりぃむしちゅー上田晋也から「背負って生きて行くしかない」と忠告を受けると、「そっか」と覚悟を決めて見始めた。
それは2001年放送の『光の帝国』(NHK)。たわいもない会話をしていた勘九郎と前田だったが、近くにあったスプリンクラーから突然水が噴出し、全身びしょ濡れに。はしゃいだ後、しばらく見つめあう。そして勘九郎から抱き寄せてキスをする……。
勘九郎は映像を見ながら「こんなに長くやるんですか……。恥ずかしい」と赤面。見終わったあと、上田から「どうですか?19年前の映像をご自分でご覧になって」と聞かれると、勘九郎は「地獄っすね」と苦笑い。さらに「これが一生付きまとうのかー!」と絶叫した。
だが藤木直人から「素敵じゃないですか。出会いのきっかけが作品として残ってる人なんて、ほとんどいないから」と指摘されると、彼は「そうか」と納得。また勘九郎は「生まれて初めてのキスシーンだった」としながら、「どうしていいか分からなかったが誰にも相談できなかった」と回顧。また「前日から歯はすごく磨いて行った」と振り返っていた。
勘九郎は、二代目勘太郎だった2009年に前田と結婚している。