『千と千尋』ブヨブヨした食べ物の正体が話題に! | RBB TODAY

『千と千尋』ブヨブヨした食べ物の正体が話題に!

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 映画『千と千尋の神隠し』の序盤で主人公の父親が食べている“あのブヨブヨした食べ物”は一体何なのか。長年ネット上で議論されてきたこの話題についに終止符が打たれた。


 証言したのはかつてスタジオジブリに所属していたアニメ監督でアニメーターの米林宏昌氏。最近では『借りぐらしのアリエッティ』や『思い出のマーニー』、『メアリと魔女の花』といった作品で監督を担当している。18日、スタジオジブリが『千と千尋の神隠し』をはじめとする8作品の場面カット400枚を「常識の範囲でご自由にお使いください」とのコメントとともに提供をスタートさせた。これを受け、『千と千尋の神隠し』を制作していた当時、原画スタッフとして同作に携わっていたという米林氏は、自身が担当したシーンの場面カットを公開するとともに「千尋は長編の原画初だったので緊張しつつ、いろいろ研究しながら描きました。ハクにダンゴを食べさせるところはみんなで大型犬に触れながら動きを観察したなあ」と振り返った。

 さらに、米林氏は続く投稿で「お父さんが食べてるブヨブヨした食べ物はシーラカンスの胃袋」と同作の長年の疑問にさらりと回答。制作スタッフからのこの貴重な証言は、ネット上では大きな話題となり、「シーラカンスの胃袋」はまさかのトレンド入りまで果たす事態に。投稿には「再現どころか食べることすら叶わないですね」「なぜ、シーラカンスなのか? やはり、謎だ」「シーラカンスの胃袋とは発想力ヤバいですね!」「永遠の謎が解かれてスッキリしました!」などのコメントが多数寄せられた。

 なお、「シーラカンスの胃袋」と書かれているのを見たとつづっている米林氏だが、約20年前の作品ということもあり、本人も記憶が曖昧な様子。当初は「絵コンテに書いてありました」としていたが、コメント欄での指摘を受け「どうやら絵コンテには書いてないようです……宮崎監督が描かれたレイアウトに書いてあったのかなあ?」と訂正している。

《松尾》

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