同作の主人公はセクハラ上司を背負い投げしたことが原因で前職をクビになってしまった箕輪祐希(小芝)。気の強すぎる性格が災いしてか、転職活動は連戦連敗。おまけに彼氏にもフラれ、踏んだり蹴ったり。そんな中、唯一最終選考まで進んだ会社で、自身の性別が男として登録されていることに気づく。これまで女として失敗し続けた過去を持つ祐希は性別を偽り男として働くことを決意する。女性であることがバレないように仕事に奮闘する祐希だったが、同僚の男性に恋をしてしまい……!?
「男に生まれてみたかった」「こんな時男だったら……?」と、女性の日常に散りばめられた理不尽さや悔しさを痛快に描いた同作について主演の小芝は「女性だったら共感してくださる方も多いのではないかなと思いました」とコメント。
さらに自身が演じる祐希について小芝は「私が演じる祐希は、もともと芯が強いので、女性として生きているときも男性の時もその部分は変わらないと思うので、そこはしっかり意識していきたいです」と演じる上でのポイントを明かし、「男女問わず、それぞれの悩みやお互いうらやましいところがあると思いますし、みんながそれぞれの個性や好きなことを受け入れ合っていけますようにという思いが詰まった作品なので、男女関係なく楽しんで見ていただけたらと思います!」と話している。
プロデューサーの中西真央は主演の小芝について「かわいらしさはもちろん、お芝居からあふれる芯の強さが魅力だと感じており、今回、『男性であろうと女性であろうと、私の仕事の仕方は何ひとつ変わりません!』と言い切れる強い女性(男性?)にぴったりだと感じてオファーさせていただきました。常に明るく元気で、スタッフみんなを笑顔にさせてしまう素敵な存在です。イケメンすぎる男装姿には皆様もきっとキュンとしてしまうと思いますのでご期待ください!」と絶賛している。
ドラマ『書類を男にしただけで』(TBS)は10月11日14時~14時54分放送(一部地域をのぞく)。