3年間のJr.時代を経て1999年11月3日にメジャーデビューした嵐。だが同じ99年のお正月、二宮は「裏方や舞台の演出家をやってみたい」という思いから、ジャニー喜多川さんに「辞めます」と事務所の退所を直談判。ジャニーさんもその場では「分かった」と受け入れてくれたという。
ちなみに二宮のプランでは「99年いっぱいで辞める」というものだったのだが、同じ年の9月、ジャニーさんから「最後にハワイに行こうよ」と言われたという。旅行だとばかり思っている二宮はその誘いに応じてハワイに行くと、そこで嵐のデビュー会見が開かれたと振り返った。
また当時、嵐はワールドカップバレーのイメージキャラクターを務めていたが、二宮は「12月にそれが終わったら(グループも)なくなるものだと思っていた」としながら、「そしたら全然終わらない。気づいたら21年」と回顧。
城島茂から「ずっと騙されっぱなし」とツッコまれたが、長瀬智也からは「結果よかったんじゃないの?」と指摘を受けた。これに対して二宮も「よかったですね。騙されてみるのも」と答えていた。