日向坂46、TIF2020で厳選5曲をフル尺披露…不在メンバーへの無言のエールも
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2018年にけやき坂46として初の単独出演を果たし、改名後の昨年は初日のHOT STAGEでトリも飾った彼女たち。この日はピンク、ブルー、ホワイトの3色をモザイク状にデザインしたワンピース衣装を身にまとい、ヒットシングル曲やライブ定番曲など全5曲をフルサイズで披露した。
まずデビュー曲「キュン」、2ndシングル表題曲「ドレミソラシド」を歌い終えると、キャプテン・佐々木久美が挨拶。「オンラインという形になってしまったんですけど、パフォーマンスをお届けする機会をいただけて本当に嬉しいです。ありがとうございます」と感謝の言葉を述べた。
また、今年5月まで2年間にわたって活動を休止していた影山優佳が日向坂46として初のTIF出演となることにも触れると、影山は「4年ぶりでけっこう緊張してて。でも、みんなと一緒にできてすごく楽しいです」と表情を崩した。
続いて披露されたのは、しっとりしたバラード曲「こんなに好きになっちゃっていいの?」。さらに最新シングル曲「ソンナコトナイヨ」を元気いっぱいにパフォーマンスすると、続くMCでは9月23日にリリースされたばかりの1stアルバム「ひなたざか」の話題に。富田鈴花が特典ディスクに収録されているライブ映像について「これはレア中のレアなのではないでしょうか!」と熱弁すると、金村美玖は自身のお気に入り曲が「My fans」であることを明かした。
しかし最後に歌われた1曲は、そのアルバムのリード曲「アザトカワイイ」ではなく、デビューシングルのカップリング曲「JOYFUL LOVE」。「アザトカワイイ」でセンターポジションを務める佐々木美玲がこの日のステージに不在であったことも影響しての選曲と考えられる。ライブでの人気の高いミディアムナンバーで、約40分のステージを締めくくった。
全5曲を歌い終えたメンバーたちが笑顔で手を振りながら次々と退場していく中、潮紗理菜がひとりステージ中央に残って立ち尽くしていた。おもむろに深々と頭を下げたあと、パンを食べる仕草をする“みーぱんポーズ”に続けて、療養のため活動休止中の松田好花が得意とする“納豆ポーズ”を満面の笑みで披露。そして無言のまま、ステージをあとにした。
《ナカニシキュウ》
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