今回解禁された場面写真では、明香里(吉高)に出会う前の、どこか遠くを見つめて切なさが宿る表情の塁(横浜)と、明香里と出会った後の光が差し込んだような柔らかな笑顔の表情を浮かべる塁の対照的な表情が切り取られている。
横浜が演じる塁は、挫折や絶望に幾度も呑まれながらも、明香里の愛によって救われていく役柄。内に秘めた想いを言葉ではなく表情で語る横浜の演技力が、この物語の切なく純粋なラストシーンをより感動的なものにしている。
また、声にもこだわったという横浜は「目の見えない明香里に、声でおじさんだと勘違いされるので、少し低く、でもわざとらしくならないように、いいさじ加減を狙いました。自分の普段の声とは違うので、最初は違和感があったのですが、塁として生きていくうちに慣れていきました。話し方はぶっきらぼうでも、優しさが滲み出るというのが大事だと思っていましたので、温かみがあるような声の出し方というのは意識していたかもしれないです」とコメントしている。
『きみの瞳が問いかけている』(配給:ギャガ)は、10月23日(金)より全国公開。10月15日(木)先行上映。