女優・芦田愛菜が現在放送中のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』に出演することが公式サイトで発表された。
戦国時代の武将・明智光秀の生涯を描く同作で芦田が演じるのは光秀の次女・たま。天真爛漫な性格で、光秀の心の支えとなる少女だ。
芦田が大河ドラマに出演するのは2011年に放送された『江～姫たちの戦国～』以来、約9年ぶり。当時、子役だった芦田が9年の時を経て、女優として大河ドラマに帰ってくる。
自身が演じるたま役について芦田は「戦国時代の女性の中で、私の憧れでした。初めて彼女のことを知ったとき、自らの散り際をわきまえた、とても潔い最期に意思の強さを感じ、心惹かれたことを覚えています。そんなたまを演じられると聞いたときは、心からうれしく思いました。芯を強く持ち、そしてどんなことがあっても、大好きな父・光秀を慕い、優しく、温かく支える存在として、精いっぱい演じることができれば、と思っております」とコメントしている。
芦田の他にも、学問好きで変わり者の老公卿・三条西実澄役で石橋蓮司、戦国大名・武田信玄役で石橋凌、羽柴秀吉の母・なか役で銀粉蝶、光秀の家臣に加わる美濃の武士・斎藤利三役を須賀貴匡、正親町帝の子にして帝の後継者・誠仁親王役を加藤清史郎、織田信長の長男で信長の後継者・織田信忠役を井上瑞稀、細川藤孝の嫡男・細川忠興役を望月歩が演じることが合わせて発表された。
