ステージ4のガンだった笠井信輔、被災者からの言葉で闘病に奮起 阿川佐和子も涙 | RBB TODAY

ステージ4のガンだった笠井信輔、被災者からの言葉で闘病に奮起 阿川佐和子も涙

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 フリーアナウンサーの笠井信輔が、14日放送の『サワコの朝』(TBS系)に出演。闘病秘話を明かした。


 笠井は昨年9月、32年間勤めたフジテレビを退社し、フリーに転身。だがそのわずか2か月後、医師から血液のがん「悪性リンパ腫」であることを宣告される。その進行度は最も上のステージ4だったという。

 阿川佐和子から「(闘病中に)力になった言葉はあるか」と聞かれた彼は、『とくダネ!』(フジテレビ系)時代に出会った、ある医師の話を披露。1995年1月17日に起きた阪神大震災を取材していた笠井は、震災当日に生まれた赤ちゃんを探し、病院へ。そこで1人の産婦人科医を取材したという。

 ガン公表後、その時の産婦人科医から「あなたは震災当日に生まれた赤ちゃんを探してうちの病院に来てくれました。あのあと、私はあなたと同じ悪性リンパ腫になりました。そして今、元気にまた医師として活動しています。だから笠井さん大丈夫ですよ」と励ましのメッセージを寄せてくれたという。

 さらに2011年3月11日に発生した東日本大震災を取材した際も、多くの被災者にインタビューしたという笠井。すると闘病中、南三陸の方が直接お見舞いに来てくれたり、「仙台・宮城野区の岡田地区の方からはたくさんのお土産と寄せ書きを送ってくださいました」と語った。

 そんな方々からの声援に笠井は「自分がやってきたことは間違ってなかったんだな。そんなふうに思うとベッドの上で力が湧きました」と振り返っていた。そんな知られざる闘病秘話に、阿川も目頭を熱くさせていた。

《杉山実》

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