石原さとみが主演を務める新春ドラマスペシャル『人生最高の贈りもの』(テレビ東京)が2021年1月4日に放送されることが決定した。
『人生最高の贈りもの』は余命宣告を受けながらも明るく前向きに進もうとする主人公・田渕ゆり子(石原)と、彼女を取り巻く家族の絆を描く作品。脚本はヒューマンドラマの名手と呼ばれる岡田惠和氏によるオリジナルで、監督は60年以上の演出キャリアを誇る石橋冠氏が担当する。なお、石原×岡田氏×石橋監督のタッグは今回が初。
父親と石原演じるゆり子の2人きりのシーンが多いという同作。これまで父親と2人きりで生活したことが一度もないという石原は、劇中に登場する父親とのシーンを演じることが少し難しかったコメント。さらに「全父親が感じる、娘に対しての思いみたいなものがあるのかなと思うと、より切ないというか、娘なのにちょっと他人感があるというか……」と父娘の関係を演じて感じたことを明かし、「ただ、自分の命と向き合うときに、そこを少しだけ近づけていくっていうのはすごく美しくて、そういう選択があるのだと感じました」と話している。
そして石原は「台本を読んでも、現場に入ってからもあたたかい気持ちになれて、今の自分だからできると思える作品に出会えました。この作品に込められた穏やかさとか温かさとか優しさとか……日常の尊さみたいなものが伝わって、見てくださっている方々の生活が少しでも温かくなったらいいなと思います。見てほしいです。ちゃんと伝わったらいいなと思います。放送が楽しみです」と視聴者にメッセージしている。
新春ドラマスペシャル『人生最高の贈りもの』(テレビ東京)は1月4日20時~21時54分放送。