大林宣彦監督「海辺の映画館」&岩井俊二監督「ラストレター」にTAMA映画賞最優秀作品賞
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「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる<いきのいい>作品・監督・俳優」を映画ファンの立場から表彰する同映画賞。今年最も活力に溢れ観客を魅了した作品として「海辺の映画館―キネマの玉手箱」(大林宣彦監督)と「ラストレター」(岩井俊二監督)に最優秀作品賞が贈られた。
「海辺の映画館―キネマの玉手箱」の大林宣彦監督は、今年4月に亡くなった。授賞式には、妻の大林恭子プロデューサーらが出席。大林プロデューサーは、「生涯を映画と共に生きた監督です。今日はご褒美を頂いたように思います」と言葉に。黒澤明監督が大林監督に「世界が平和になるには僕は400年かかると思うよ。僕は生きていられないから、大林君、僕の続きをやって」と告げたエピソードを述懐。大林監督が映画が持っている力を信じ、平和で穏やかな世界が訪れることを願って創作活動を続けていたことを語り、「黒澤さんから預かったバトン」を映画関係者や観客たちに「(大林監督が)渡されたと思います」と想いを言葉にした。
「ラストレター」は、岩井監督の出身地である仙台で撮影を行った。岩井監督の中には、仙台に映画を撮りに行かなければならないという思いが強くあったそうで、「やっと叶った感じでした」と振り返った。
今年はコロナ禍で映画に携わる多くの人が苦境に立たされたが、岩井監督は、「今までずっと、ぼんやりとやっていたのですが」としたうえで、「監督したり、脚本を書いたり、プロデュースしたりするという立場は、実は、多くの人たちの活動の場を作っている立場でもあったのだなと、今年、痛切に思い知らされました」と明かした。「僕らのようなクリエーターたちが頑張り、僕たちだけではなくファンのみなさんにこのように支えて頂き、お互いに絆を紡ぎながら、何かを作っていければと(思います)。何かを表現し、何かを伝え、その循環をより高めていければと思っています」と今後の抱負を語った。
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