小栗旬、俳優だった兄に引退勧告していた過去「お兄ちゃんは役者ダメだよ」 | RBB TODAY

小栗旬、俳優だった兄に引退勧告していた過去「お兄ちゃんは役者ダメだよ」

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小栗旬【撮影:小宮山あきの】
小栗旬【撮影:小宮山あきの】 全 1 枚
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 小栗旬の兄・小栗了さんが、30日放送の『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)に出演。知られざる兄弟エピソードを告白した。


 埼玉県飯能市にあるテーマパーク「ムーミンバレーパーク」の演出家を務めている了さん。ただし10年前までは俳優をしていたそう。演技の世界に入った理由として彼は、先に活躍していた旬を見て「弟ができるなら僕もできるかなと思ってしまった」と回顧。「正直(俳優の仕事を)なめていた」とも振り返った。

 この後、なかなか役者として芽が出なかったという了さん。だが29歳のとき、演出家・蜷川幸雄さんから旬が主演を務める舞台へのオファーが届く。出ることを快諾するも、今度は旬が稽古中にインフルエンザにかかり休演。そこで了さんが急きょ弟の代役としてリハーサルに臨んだものの、膨大なセリフを覚えきれずクビになってしまったという。

 今回、兄弟の父親で、オペラの舞台監督として世界的に活躍している哲家さんもインタビューに答えた。了さんは俳優をしていた頃、父親からずっと「お前は表に出るより、裏方のほうが絶対向いている」と言われ続けていたのだとか。このアドバイスの真相について哲家さんに聞くと、「(もともとは)僕が言ったんのではなく、旬が言ったんです」と回答。

 「親父、お兄ちゃんは役者ダメだよ」と言っていたという旬。この真意について哲家さんが旬に聞き出すと、了さんは、競争しているはずの下っ端の役者同士をまとめていたそう。それを見て旬は、「お兄ちゃんはそっちのほうが向いているので制作とかやらせてほうがいいんじゃない?」と、ひそかに父親に勧めていたのだとか。

 結局、30歳で俳優業に見切りをつけ、裏方に回った了さん。父親からの「引退勧告」は、もともと弟からの提案だったことを知った彼は「知らなかったです」と驚いていた。

《杉山実》

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