先週11日、菅首相はニコニコ動画の生放送に出演し、国民からの質問に回答。その冒頭、インタビュアーである政治ジャーナリストの鈴木哲夫から「番組をご覧の皆さんにメッセージを」と求められると、首相は「皆さん、こんにちは。ガースーです。どうぞ宜しくお願い申し上げます」と挨拶。鈴木が「(挨拶は)それだけですか?」と促すと、「どれくらい言っていいか分からなくて」と答えていた。
この時の舞台裏について鈴木が振り返り、「(首相は)本番2分ぐらい前にバタバタと入ってきたので、打ち合わせもなかった」と説明。さらに「(挨拶は)『菅です』とか思っていたら、いきなりこれだったので、スタジオがみんな『、えぇ?』という感じになった」と回顧。また「補佐官や秘書官の方なども全く想像してなかった」とも明かした。
坂上はこの“ガースー”発言について「単純にドン引きしましたけどね」と感想。「ここまでこの言葉をフィーチャーしなきゃいけないのかという気もしたが、ちょっと空気読めてない典型みたいなパターンになっちゃったんじゃないですか」と言及した。
また高橋真麻は、この発言のくだりを「ネット記事でしか見てこなかった」と述べながら、「どんだけスベっていたんだろうと思って今初めて(映像で)見たが、思ってたよりはスベってなかった」と持論を説きながら、「医療従事者の方とか今つらい思いをしている方が見たらどう思うかという想像力がちょっと足りなかった」と語っていた。