19日16時からは、『1万人の第九 つながろう、今』(TBS系)が放送される。
1983年に始まった世界最大規模の合唱コンサートは今年で38回目を迎え、世界的指揮者の佐渡裕が22回目となる総監督・指揮を務めた。今年は初の「無観客」での開催。コロナ禍で人が集えず、声を合わせる日常が消え続けている中でいかに実現したのか?
今年の公演テーマは「つながる」。公演時間は75分(従来は2部構成で150分)に縮小し、ゲストはピアニストの反田恭平のみ。佐渡の指揮でベートーヴェンの「第九」の演奏が始まると、投稿された動画で構成された1万人の歌声が響き渡る。生誕250年を迎えたベートーヴェンの志を受け継ぎ、「コロナに負けない=人と人とがつながり続けること」を掲げた感動のロードムービーとなっている。