【インタビュー】優希クロエ、サキドルエース優勝で「別人になることができた」……R4Gとのコラボブランドも展開 | RBB TODAY

【インタビュー】優希クロエ、サキドルエース優勝で「別人になることができた」……R4Gとのコラボブランドも展開

エンタメ その他
優希クロエ【写真:竹内みちまろ】
優希クロエ【写真:竹内みちまろ】 全 8 枚
拡大写真
 次世代スターを発掘するアイドルオーディション「サキドルエース SURVIVAL SEASON10」(以下、サキドルエース)にて総合1位を獲得し注目を浴びているアイドルグループ「純情のアフィリア」の優希クロエ。2021年にはオタク(Geeks)に“好き”を届けるブランド「R4G」とタッグを組んだファッションブランド「優希クロエ FAN PROJECT produce by R4G」も展開される。

 アイドルの枠を超えて、グラビア、モデル、デザイナーなど多彩な才能を発揮する優希にインタビューを行った。

――「純情のアフィリア」の活動なのですが、11月21日から待望のライブツアー「純情のアフィリア ワンマンツアー2020『RE:QUEST-君と魔法のエトランジェ-』」が始まりました。振り返って、どんな気持ちでツアーのステージに立ちましたか?

 ツアーはあっという間に過ぎ去った感じです。当初は、コロナというこの状況の中でツアーができるとは思っていませんでしたし、ライブハウスに来て下さる方も少ないのではないかなと思っていました。でも、チケットはソールドアウトしましたし、来て下さった方は声は出せないのですが、その分、サイリウムを振って下さったり、振りを一緒にやってくださったりしています。何より、ファンの方の顔が見え、反応を感じることができ嬉しいです。

 これまでライブがなかった分、1回、1回のステージを噛みしめました。なので、毎回、ライブが早く終わってしまう感覚がありました。「さっき始まったばかりなのに、もう終わり?」みたいな。

――2020年は色々なことがあったと思いますが、どんな1年間でしたか?

 人生の中で1番変化があって、前進した1年でした。サキドルエースに出場するまでは個人でのお仕事はほとんどなかったのですが、ありがたいことに今はたくさんの仕事を個人でやらせて頂いています。アイドルをやって来た中で、メンバーが多いということもあったのですが、「他のメンバーがいるから、任せてもいいや」と甘えているところがありました。今は、新しいことに挑戦してみたいと思うと同時に、仕事に対する責任感も変わってきています。そこは成長した部分かなと思います。考え方もポジティブになっていますし、本当に、別人になることができた1年でした。

――2021年はどんな年にしたいですか?

 2020年に頂いたお仕事や経験を、2020年だけで終わらせず、続けていけるように、自分に厳しくしたいと思います。

――将来的にはどんな分野で活躍したいですか?

 お芝居も声優も2020年に初めてやらせて頂きました。デザインもやりたいし、モデルもやりたいし、“何でもやりたがり”なんですよ。“一人アベンジャーズ”じゃないですけど、どこに呼ばれて対応できるようなかっこいい女性になりたいです。

――R4Gとのコラボが実現したキッカケはなんだったのでしょう?

 サキドルエースで、総合優勝に先だち発表された「YJ公式アプリ ヤンジャン!賞」を受賞したあとに、声を掛けて頂きました。

――サキドルエースで結果を残したことは大きかったのですね。

 大きいです。対戦型格闘ゲーム「GUILTY GEAR -STRIVE-」のオフィシャルアンバサダーとしてオフィシャルコスプレイヤーをやらせて頂いたり、テレビ東京さんの「田村淳が豊島区池袋」でも紹介された池袋からハッピーを届ける「池袋kawaiiプロジェクト」に参加させて頂いたのも、サキドルエース総合優勝の後でした。


――「優希クロエ FAN PROJECT produce by R4G」はどんなラインアップになっていますか?

 Tシャツ2種類、ロングTシャツ、パーカー、ミニバッグ、マスク4種類の合計8点です。ロゴのデザインもイラストを描くところから私が手掛けました。ミントグリーンをメインのブランドカラーに設定し、Tシャツとマスク以外は、バッグの裏地など、どこかにこのミントグリーンが入っています。

――どれも、こだわりがありそうな仕上がりになっています。

 はい。TシャツとパーカーのサイズはMとLとLLでフリーサーズ的に男女問わずどなたでも使って頂けます。マスクはフリーサイズで伸縮性があります。バッグはサイリウムが入る大きさになっていまので、このバッグに必要なものを入れてライブに来ることができます。パーカーもフードが大きくてかわいいので女の子にもいいと思います。パーカーの袖にさりげなくスタッフパス的なイラストが入っていたり、Tシャツの肩に流行りを取り入れた縦ラインが入っていたりと、シンプルさをベースにしているのですがオシャレに仕上がっています。

 実は、グループでの私のメンバーカラーは黒なのですが、黒いペンライトがないので、白を振って下さる方が多いのです。パーカーは黒になっているので、これを着て“クロエの黒”を主張してほしいです(笑) 肌触りがよくて洗濯しても型崩れしないので、かっこよく着れると思います。ライフ会場の暗い客席でこのパーカーを着たらステージから見ると真っ黒になってしまいますが(笑)、ひものミントグリーンや、Tシャツの白で見つけます!

――自分が手掛けたデザインが形になっていくはどんな感覚なのでしょう。

 衣装をデザインさせて頂いたときは、デザインだけしてあとは出来上がった衣装が届いたのですが、今回は、ブランドロゴのデザイン、生地選び、型のセレクト、プリントの方法など、細部にも参加させて頂きました。サンプルができてからも、自分でコーディネートしてモデルをさせて頂きました。0から10まで関われることはめったにないので新鮮だったし、やりたかったことができたという達成感がありました。素晴らしい経験になりました。

――どんな人に使ってほしいですか。

 私のことを知っている人向け作りましたので、現場に来るときはみなさんに身に着けてほしいです。SNSで応援してくださっている女性の方も多く、ライブに足を運ぶことが難しい方もいると思いますが、そういう方にも手に取って頂きたいです。SNSの反応を見ていて、現場には来れないけどいつも応援してくださっている方が「ほしい」と言ってくださっているので、嬉しいなと思います。

――今回、「第1弾ラインナップ」とのことですが第2弾、第3弾、将来的な夢などは?

 クロエブランドの第2弾、第3弾はまだ決まっていないのですが、たくさんの方に着て頂き、第2弾、第3弾と続けていきたいです。今回は普段使いのTシャツやパーカーを選んだので、次はシャツなどもデザインしてみたいです。夢は、クロエブランドの洋服を自分で身に着けて、TOKYO GIRLS COLLECTIONのランウェイを歩くことです。

――夢が膨らみますね。

 自分がデザインした洋服を自分でモデルをして販売したい、ということが夢のひとつでした。今回、その夢が叶いました。いつまでアイドルを続けられるか分からないのですが、いつか、アイドルを卒業したときに、自分のブランドを立ち上げたいなと思っています。

《竹内みちまろ》

特集

【注目記事】
【注目の記事】[PR]

この記事の写真

/

関連ニュース