STU48のメンバーも挑戦!最新VR技術の住友ゴム工業特設サイト「パラレルTV」を体験 | RBB TODAY

STU48のメンバーも挑戦!最新VR技術の住友ゴム工業特設サイト「パラレルTV」を体験

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STU48から今村美月(右)と石田みなみ(左)の2名が地元企業の応援のため駆けつけてくれた
STU48から今村美月(右)と石田みなみ(左)の2名が地元企業の応援のため駆けつけてくれた 全 11 枚
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 住友ゴム工業は、「ダンロップ」「ファルケン」のブランド名でタイヤを製造しているメーカーだ。自動車タイヤの他、ゴルフやテニス用品でも有名なダンロップについては説明不要かと思うが、ファルケンも自動車タイヤのブランドとして、とくにスポーツタイヤ、レーシングタイヤに強い。欧州ではポルシェなどプレミアムカーにも装着される高性能タイヤブランドとなっている。

 その住友ゴム工業が、現在開幕中の「東京オートサロン 2021」に合わせて特設サイト「パラレルTV」をオープンした。ダンロップとファルケンの2ブランドの世界観を体験できるサイトとなっているのが魅力だ。

「パラレルTV」


 東京オートサロンは、毎年1月に開催されるカスタムカーの祭典。もとはマニア向けのイベントだったが、近年はパーツメーカーやカーショップだけでなく、トヨタやホンダ・日産など国内主要メーカーも本格的なブースを出展するほどメジャーなイベントになっている。2021年は、残念ながらオンラインのみのバーチャルイベントになったが、その分、各社のオンライン展示やバーチャルブースにも力が入る。今回、RBB TODAY編集部ではサイト公開に先立ちサイトコンテンツを体験する機会を得た。


●目玉は2つのVRコンテンツ



 体験したのは「DUNLOP TABLE TRIP ADVENTURE」(テーブルトリップアドベンチャー)と「FALKEN VIRTUAL TYRE GARAGE」(バーチャルタイヤガレージ)の2種類のVRコンテンツだ。

 テーブルトリップアドベンチャーは、スタッドレスタイヤやオールシーズンタイヤなど3種類のタイヤの機能や特性を紹介するVRコンテンツとなっている。VR内のテーブル上に映し出される3Dホログラムムービーを様々な角度から覗き込む事が可能で、体験者が自分の好きな角度から自由に視聴できるのが最大の特徴である。走行する車を下から見たり、反対側に回り込んで車の動きを見たり、地面の下から道路や車を眺めたり、タイヤの内側を中からのぞき込んだり、といったことが可能だ。

テーブルトリップアドベンチャー体験中


 ここでは、最近利用者が増えているオールシーズンタイヤ(ALL SEASON MAXX AS1)の解説や動画デモが注目だ。オールシーズンタイヤは、ちょっとした降雪ならそのまま走行できる。降雪・積雪が少ない地域ではスタッドレスタイヤに交換する必要がないほどだ。テレビで目にするような急な降雪による立ち往生もこのタイヤなら心配ない。「オールシーズンタイヤが最近話題だけど良く知らない」という人はぜひチェックしてみよう。

テーブルトリップアドベンチャー:この動画を好きな角度から眺めることができる


テーブルトリップアドベンチャーで場面が雪に変わるところ


 バーチャルタイヤガレージは、ファルケンブランドのスポーツタイヤ、オフロードタイヤの装着を疑似体験できるコンテンツだ。6m×4mのバーチャル空間内を自分の足で自由に歩きながらバーチャル上のワンボックス専用高性能タイヤ(W11)、高性能スポーツタイヤ(FK510)、オフロードタイヤ(ワイルドピーク A/T3W)の特徴を理解して、その後のタイヤ交換コンテンツでは好きなタイヤを選び、バーチャル空間の車両に取り付けるというもの。

バーチャルタイヤガレージで装着できるタイヤはこの3種類。左からミニバン専用タイヤ、スポーツタイヤ、オフロードタイヤ


バーチャルタイヤガレージ体験中


バーチャル空間でタイヤを持ち上げている


オフロードタイヤを持ち上げるところ


タイヤをホイールハブにうまく持っていくと装着成功


 近年、タイヤの性能もあがり、道路事情もよくなってはいるがタイヤなんて触ったことがないというドライバーも珍しくない。そういうドライバーは、まずバーチャルで体験しておくのもよい。バーチャルタイヤガレージについては、細かく説明するより体験してもらうのがいちばんだ。タイヤの転がり方などかなりリアルで楽しい。


STU48のメンバーもVR体験



 実は、先行体験会には、アイドルグループ・STU48から今村美月と石田みなみの2名も参加した。住友ゴム工業は神戸に本社・研究所・工場を構える企業。瀬戸内エリアを活動拠点とするSTU48が、地元企業を応援するため駆けつけてきたのだ。

STU48から今村美月(右)と石田みなみ(左)の2名が地元企業の応援のため駆けつけてくれた


「タイヤの裏側が見られたりして楽しかったです。免許はないですが実家の車も冬にはスタッドレスタイヤに交換するのですが、VRで勉強にもなりました」(今村)。「普段、タイヤにはあまり触らないので、体験するならといちばん大きいタイヤを交換してみました。VRだから簡単でしたけど、タイヤを取り付けたクルマが走り出したのがうれしかったです」(石田)

「タイヤの裏側が見られたりして楽しかったです」(今村)「タイヤを取り付けたクルマが走り出したのがうれしかったです」(石田)


 二人は、ゲームイベントなどでVRは体験済みだが、今回のようなコンテンツは始めてのようで、テーブルトリップアドベンチャーではテーブルの下をのぞいたり、バーチャルタイヤガレージでは、タイヤを持ち上げたりしゃがんだり、終始楽しそうだった。

 今村さんに至っては、バーチャルタイヤガレージを体験中、突然ものを投げるしぐさまでしていた。なにをしていたのか聞いたところ、「リアルでは絶対できないと思いタイヤを投げてみた」とのことだ。確かに実際には重くてできないし、できたとしたら大変なことになる。これもVRの魅力のひとつだ。


最先端の自由行動型VRは店舗で体験できる予定



 サイトには他にもコンテンツは用意される。紹介したコンテンツのうちテーブルトリップアドベンチャーは、YouTubeのVRコンテンツとして作成、公開されるので、手持ちのPCやスマホだけでも楽しめる。VRゴーグルやスマホを組み込むゴーグル型アダプタがあれば理想だが、ゴーグルがなくても、視点の移動はマウスのドラッグやスマホのスワイプ操作で制御可能だ。

 バーチャルタイヤガレージは、最先端の自由歩行型VRとして作られている。多くのVRコンテンツは撮影カメラを位置が固定されていることが多い。バーチャル空間を移動したり、その中のものを移動させたりするには、天井などにカメラやセンサーを取り付けた専用のVRスタジオが必要だ。

 バーチャルタイヤガレージの自由行動型VRは、移動エリアさえ確保できれば、プレーヤーを測位するカメラやセンサー、マーカーは必要ない。ゴーグルとコントローラーの動きだけでバーチャル空間を自由に移動できる。STU48の二人が存分に楽しんでいたのは、最新VR技術の没入感ならではのことだろう。

 パラレルTVでの体験はできないが、住友ゴム工業では直営のタイヤショップで、バーチャルタイヤガレージの体験イベントを実施する予定だ。こちらも楽しみしておいてほしい。

パラレルTVはこちら

《中尾真二》

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