くりーむしちゅーの上田晋也が、人生初エッセイ『経験 この10年くらいのこと』(ポプラ社)を2月9日に発売することが決定した。
同書の内容は上田の10年間を振り返るというもの。出演番組『世界一受けたい授業』『おしゃれイズム』『Going! Sports&News』(すべて日本テレビ系)の裏話や、次長課長の河本、チュートリアルの徳井、浜ロン、森泉、関根勤、ビートたけしら、一流芸能人との交遊録も綴られている。また、プライベートでの父としての顔や、お笑いの遺伝子を受け継ぐ子供たちとのやりとり、さらには上田一押しの企画として、昔話『桃太郎』『浦島太郎』『鶴の恩返し』に突っ込みを入れた「昔話突っ込み」も披露される。
上田は同書について「17年か18年ぶりに文章を書きました。というのも、新型コロナウイルスの影響による緊急事態宣言中に50歳になり、ふと40代の10年間を振り返ってみると、この10年間一度も文章を書いていなかったことに気付きました。文字を覚えて文章を書かなかった10年間などなかったです。コレは由々しき事態だ、と思い、どうせなら文章を書かなかった40代に経験したことに絞って綴ってみました」とコメント。
「私は、人間の成長において、経験というものをかなり重視する人間で、そういう意味では、いろんなことを経験した10年間でしたが、残念ながら30代の頃と比べ、何も成長していないようです。本書は、私の10年間の非成長の記録です」と同書について紹介している。