豪華キャストの特殊メイク公開……映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』
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主人公は寺田演じる兄(けい)。20XX年、列島を南北に縦断する断層・大地溝帯=フォッサマグナから現れた「妖怪獣」により、妖怪界と世界に未曽有の危機が到来。妖怪たちは「妖怪獣」に対抗する力として、伝説の武神を復活させる手立てを講じる。しかし、その復活には古代に妖怪ハンターであった渡辺綱の血を継ぐ者の力が必要だった。そこで選ばれた宿命の兄弟が、思いもよらない大冒険に身を投じていく─。
大森が演じるのは、妖怪たちのリーダー・ぬらりひょん。大きな頭が特徴で、妖怪たちのまとめ役ながら、ひょうきんでどこか頼りない面を持つ憎めない存在だ。大森は、自ら“逆オファー”するほど出演を熱望し、毎回約2時間かけてぬらりひょんの特殊メイクを実施。「ぬらりひょんにしては若くないかな?と思ったけど、こんなぬらりひょんがあってもいいんじゃないかな」と語りながら、「いつも三池監督が撮る映画は、台本の枠を超えてくるので刺激的」と、三池組での撮影に手ごたえを感じていたことを明かしている。
安藤が演じるのは、赤ん坊を抱いた女の妖怪・姑獲鳥(うぶめ)。「想いの強さは、状況によって怖い方向にも受け取れると思う」として、大のことを愛おしく感じながらも、周囲にとってはどこか恐ろしさを感じさせるようなバランスを重視したという。
大倉は、真っ赤な顔と毛が目を引く猿の妖怪・猩猩(しょうじょう)を演じる。なぜか和歌山弁を操り、ことあるごとにツッコミを入れる妖怪界きってのツッコミ役だ。特殊メイク姿については、「現場でみんなから『大倉君なのがよくわかる』と言われたので、扮装より顔の個性が勝ったと思う」と語るほど、しっくりハマっている様子。
三浦が演じるのは、真っ白な顔に高い鼻が特長の天狗(てんぐ)。同じ種族の軍団を率いており、一見するとキレ者かと思いきや、実は抜けたところもあるというギャップが魅力的なキャラクターだ。黒く塗られた目元やカラーコンタクトも手伝って、今回解禁されたキャストの中で最も素顔がわかりづらい三浦。強烈な特殊メイクについては、自身も鏡で見て「俺じゃなくても…(笑)」と思うほど完璧な仕上がりだったという。特殊メイクのおかげで、「天狗は素顔が隠れているので、恥ずかしがることが一つもないという面では、新しい気持ちで芝居ができた」と新たな手ごたえがあったことも明かしている。
大島が演じるのは、見ているだけで凍えそうなビジュアルながら、ハートは熱い雪女(ゆきおんな)。常に虚ろな目で雪をまとい何を考えているかわからない彼女だが、雪女だけに“冷たい”男性が大好き。いつもつれない隠神刑部(いぬがみぎょうぶ/大沢たかお)に惚れ込んでいる…という一面も。幼いころから妖怪が好きで、特に雪女に憧れていたという大島は、「妖怪になれたという嬉しさを心に持って、楽しんで演じた」と、待望の役柄を振り返っている。
《RBB TODAY》
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