田中圭、土屋太鳳のオンとオフのギャップに困惑!? 「ふわふわして宙に浮いている感じなのに…」

　土屋太鳳、田中圭、COCO、石橋凌、渡部亮平監督が19日、都内で行われた映画『哀愁しんでれら』完成報告会に出席した。

　本作は、母に捨てられた過去を抱えながら、児童相談所で働く小春(土屋)が、開業医の大悟(田中)と結婚するシンデレラストーリーのその先を描く、禁断の“裏”おとぎ話サスペンス。

　土屋は作品にちみ、プリンセスさながらのドレス姿で登場すると、「大変な状況の中、この場を用意してくださった方々に、心から感謝を伝えたいです。本当にありがとうございます」とあいさつ。

　「小春も大悟も、(大悟の娘の)ヒカリも、個性的な登場人物ではあるんですけれど、どこか皆さんの心の中にいたり、心の隣にいるかもしれないって思うような、ストーリーになっています。こういう状況の中で、人を愛するとか、幸せとは何かというのを、改めて考えていただける作品になったと思います」と笑顔でアピールした。

　田中との撮影時の思い出については、「圭さんは寒い撮影のときに、温かい飲み物を買ってきてくださって、ストーブの上で温めて一緒に飲んだりして、心づかいが素敵だなと思いました」とにっこり。

　田中は、土屋が鬼気迫る演技を見せるシーンの撮影に触れ、「(土屋は)カメラが回っていない時と、回っている時のギャップがすごくて…。だいたいふわふわして宙に浮いている感じなのに、本番だとギャーッ!てなって、メリハリがすごかった」と回顧して、笑いを誘った。

　世界最年少ファッショニスタとして話題のキッズインスタグラマーのCOCOは、同作で演技に初挑戦。COCOは「初めてのシーンは緊張したんですけど、皆さんがサポートしてくれたので、楽しく演技をすることができました」と優等生のコメント。

　また、「撮影の合い間に、太鳳さんと圭さんと似顔絵を描き合ったのが楽しかった。一番絵が上手だったのは太鳳さんでした」と打ち明けると、土屋は「ありがとう～」と満面の笑み。

　土屋がCOCOの初演技について、「難しいシーンも必死にくらいついて、ヒカリを演じてくれた」と称えると、田中も「本当に初めてとは思えなかった。現場の途中で初めてお芝居をするって聞いてびっくりして。やたらおしゃれだなとは思っていたんだけど、正体を途中で知ったので…」と、COCOの正体を知らずに共演していたことも明かしていた。