芳根京子と永作博美が共演するドラマ『半径5メートル』(NHK)が4月30日からスタートする。
同作の舞台となるのは女性週刊誌「女性ライフ」の編集部。若手編集者の風未香とベテラン記者・宝子のコンビが、世の女性たちが日々感じている違和感や生きづらさを“わがごと”として記事で取り上げ、女性読者の琴線に訴えていく姿を描く物語。
芳根が演じるのは編集者の風未香。彼女は元々、「一折(いちおり)」班で芸能ゴシップを追いかけていたが、ある失態から、生活情報など読者の半径5メートルで起こっていることを掘り下げる「二折(におり)」班へと異動になってしまうという役どころ。
そして風未香が「二折」班で出会うベテラン記者・宝子を永作が演じる。風未香は最初、宝子の一風変わった取材ぶりに困惑するが、次第に人とは違うアプローチから見えてくるものに気づき始め、編集者として成長していく様子が描かれる。
脚本は現在放送中の『知ってるワイフ』(フジテレビ)や『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』(テレビ朝日)で脚本を手掛ける橋部敦子。チーフ演出はモントリオール世界映画祭など国内外で受賞し、注目を集める映画監督・三島有紀子が担当する。
芳根は「永作さん演じるベテラン記者の宝子さんとバディを組んで、振り回されながらもどんどん成長する風未香を見守ってください! そして実際に聞いたことのあるような出来事が色々と出てくるので私自身とても興味深いです。クスッと笑いながらズシッと感じてもらえたら嬉しいです」とコメント。
永作は「『半径5メートル』狭いようでたっぷり詰まってるこの範囲と、スタッフと共にゆっくりと対峙していけたらと思っています。誰かの何かの手助けになればと祈る気持ちです。でも……きっとそうします。楽しみに待っていて下さい」とコメントした。
ドラマ『半径5メートル』(NHK)は4月30日スタート。毎週金曜22時~22時44分に放送(全10回)。